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Jクラブが街にあることの覚悟と可能性 #はじめてのJリーグ 修行智仁

Jリーガーになることを目標にプレーをしていた大学時代。その後の道のりも決して平坦なものではなかった修行選手。プロ生活で体感した、Jリーグがある街の雰囲気について思うことを、語ってくれました。

はじめてのJリーグと聞いて連想するエピソードはありますか?

僕はJリーガーになりたかったのですが、大学卒業後は当時JFLに所属していたガイナーレ鳥取に加入しました。その後、同じくJFLだった町田ゼルビアに移籍し、そこでJ2昇格を果たし、念願だったJリーガーになる事ができました。

デビューはJ2初年度の4月だったと思います。それが僕にとってはじめてのというか、念願のJリーグでした。

町田はスタジアムの問題で何年かJ2に加入できなかった時期があり、そういう悔しさとJリーガーになりたいという自分の情熱をリンクさせて、昇格を掴み取るというのは、すごく楽しく、そしてやりがいに満ちあふれていた時間でした。

地域のみなさんの期待に応えていくことも、そのやりがいのひとつだと感じていました。

Jリーグが開幕した頃のエピソードはありますか?

僕は出身が大阪なんで、ガンバ大阪があって、そのあとセレッソ大阪ができて。ガンバとセレッソの試合は近いのでよく観に行ってました。エムボマ選手のプレーはすごくて、今でも記憶に残っています。

当時、憧れていた選手などはいましたか?

三浦知良選手ですね。やっぱり憧れたし、ヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)がちょっと好きで、強かったし、スターという感じの人が多かったので。

Jリーグのホームタウンとなる今治の雰囲気についてどう思いますか?

J3は特に、クラブによって色が異なるカテゴリだと思います。すごく熱がこもったサポーターがいるクラブがある一方、サポーターの数は決して多くなくても一生懸命支えているクラブがあったり、様々な問題からJ2昇格をまだ目指さないという判断をするクラブもあると思います。

だからこそ、今治にも、今治らしさがあると思っています。表現が少し難しいのですが、あえて言うならば「戦いにきていない」感じ、サポーターの方々が(笑)。

遊びに来ましたよ、という感じでスタジアムに来て。それは全然いいことだと思うんですよね。

ただ、これからJ3での厳しい戦いが始まっていく中でサポーターの方も「おっ、このままじゃちょっとアカンぞ」って感じるタイミングが多分あると思うんです。

例えばアウェイ側に大勢のサポーターが押し寄せる。声で圧倒され、自分たちの声が届かない。という現実は起こりうると思うんです。起こりうるというか、必ず起こります。

夢スタに駆けつけてくれる子どもたちの応援は素晴らしいし素敵だから、僕は続けてほしいと思っています。

ただその一方で、対戦相手のサポーターの応援や声に圧倒されるような場面が出てくることを覚悟しなければならないとも感じています。

今治のみなさんが、自分たちのスタジアムの雰囲気や応援スタイルをどういうものにしていくのか? 何が大事で、何を改善していくべきなのか。全て変えたり、どこかの真似をする必要もないので、どうやってオリジナリティを出していくかがすごく重要。

もちろん紆余曲折がある中で、揉めたりとか、こっちがいいんじゃないのか、こうなんじゃないか、いろんな形がある中で、それでも自分たちに合ったものを長い時間をかけて、今治の人たち自身で作り上げていってほしいとは思います。

今治のみなさんにはそういう、Jのクラブが街にあることの覚悟と、自分たち次第で素晴らしいクラブにできたり、違う方向に迷走してしまったり、そういう可能性を大いに秘めているということを感じてもらいたいです。

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選手は「ここのクラブのイメージは?」と皆さんに質問される事がよくあります。その時、所属する選手たちのことも考えますが、サポーターのイメージで答えることが多い。

松本山雅FCと言われれば、カッコいいよねってなる。それは何がカッコいいのかというと、選手がカッコいいのではなくて、サポーターや応援がカッコいい、あの環境が素晴らしい、そして選手としてあの中でプレーしたいとなるわけですよ。

松本山雅FC【公式】Instagramより)

サポーターや街の雰囲気、そこに集まる熱量が、結果的にクラブの印象を左右することは大いにあると思うんですよ。

今治は、子どもたちがまわりで応援しているとか、みんなが戦いに来ているわけじゃなくて遊びに来ている延長で応援しているとか。

そういうものを残しながら、自分たちのオリジナリティを今治のみなさんでカラーとして、作ってもらいたいなと思います。

最後に、J3開幕を待ちわびるファンへメッセージをお願いします。

今治の皆さんは待ちわびるのはなれていると思うんで、1年、2年待った訳ですから(笑)。いい状態で、楽しみを爆発させされるその瞬間をもう少し待っていて欲しいです。

チームとしてはしっかり準備はできているし、今やれること、やらなければいけないことをしっかり積み重ねている最中なので、今の期間をすごく前向きにとらえています。皆さん体調を崩さずに、開幕の瞬間を待ってもらえたらなと思います。

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2020年Jリーグに昇格したFC今治の全選手が開幕前に語る、はじめてのJリーグストーリー。  ヘッダー画像(公社)今治地方観光協会 提供

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