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地元企業とサッカークラブが提案するライフスタイル

2021シーズンの新グッズとして登場する『モクテックタオル(FC今治)』と『リ・コットンオーガニックソックス』このグッズはリサイクル素材を使用して地元今治の企業が生産する製品です。日常生活の中でFC今治を感じてもらえる普段づかいのグッズとして登場したこのタオルと靴下。製品を企画したコンテックス株式会社の水谷さんと相馬さんに製品開発のことやFC今治コラボについてうかがいました。

お話を聞いたひと

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コンテックス株式会社 企画部:水谷正紀さん 入社13年目三重県出身。アパレル関連の仕事からタオルメーカーの現職に。原材料、糸の調達や生地の開発を行う。プライベートではサッカーをプレーしたり、審判や少年サッカーの指導なども行うサッカー好き。

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コンテックス株式会社 企画部:相馬蔵人さん 入社4年目東京都出身。東京から子供が生まれるタイミングで松山に移住し、現在はしまなみ海道に浮かぶ大三島在住。商品企画・デザインを手掛ける。

サッカークラブのグッズと聞いて

今回FC今治のグッズを作る。と話を聞いたときどのようなグッズを作ろうかと思いましたか?

相馬さん:最初にグッズの話を頂いたときは、チームカラーのグッズを作らなければいけないかな? と思いました。最初の打ち合わせでは色合いなどを見てこの糸だったらいけるかな? みたいな提案を持っていたのですが、グッズ担当の池村さんからは、「そういう応援グッズ的なものではなくて、FC今治ファンのライフスタイルの提案、普段使える今治らしいこだわりのあるものを作りたい」という話を頂きました。それなら、コンテックスリサイクルシリーズの製品がマッチするのではないか? とリサイクルの糸を使ったタオルと靴下を提案させてもらいました。

リサイクルの糸を使うタオルというのは珍しいと思うのですが、その糸をタオルに使おうと思ったのはなぜですか?

水谷さん:現在のアパレル・繊維業界の流れで見ると、リサイクル素材が浸透し、どんどん増えています。それをなんとかタオルに取り入れたいなと思い素材をずっと探していました。タオル業界で素材といえば、有機栽培のオーガニックコットンがメッセージ性も強かったのですが、もう一歩先と言いますか別の角度から見ると"リサイクル素材"もメッセージ性が強いものだと思いました。

タオルの素材となるコットンを栽培するためには地球環境への負荷も少なくはありません。大量の水、農薬の使用量、労働力が必要です。さらに糸が出来上がったら、糸を染めるときに化学薬品を使って、洗浄の水もたくさん使います。環境負荷を小さく出来る糸を探したいなというのが一番のポイントでした。そこでオーガニックコットンを使おうかと考えたのですが、さらに環境負荷の小さい素材ということでリサイクルの糸にたどり着きました。

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大量消費とリサイクル

リサイクルされた糸とのことですが、リサイクルされる元となるものは何なのでしょうか?

水谷さん:リサイクルの糸は消費者が使った繊維製品をリサイクルしているわけではなく、余剰の在庫となった製品を中心にリサイクルしています。アパレルチェーンなどでは大量に製品を生産します。残念ながらその製品はすべて市場に出るものではなく、倉庫に眠ってしまうものも少なくありません。今まではその在庫の多くを焼却処分していました。今回使用している糸はその製品を粉砕して綿にかえて、染めずに色ごとに分けてもう一回調合して糸に変えたものです。

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リサイクルの素材も、自社の製品を作る際に出てしまうステ耳と呼ばれる余分なものなどを本来は使いたいと思うのですが、そのような素材を回収する仕組みが日本国内だとまだ出来上がっていないので、材料はスペインの企業から仕入れています。ヨーロッパだと国境を超えて一気にリサイクルをする材料を集めやすいというメリットがあるのです。

リサイクルの糸を生かした製品づくりで苦労された点や工夫された点はありますか?

水谷さん:今回使った糸はペットボトルを再生したポリエステルが入っているので、純粋にタオルに使うと吸水性が劣ります。他にもちょっと硬くなってしまい、今のふわふわのタオルが好まれる点からはデメリットとなります。そのデメリットをどうやったら特徴として活かせられるのかを考えました。ポリエステルが入ることで乾きが早くなる、型崩れしにくくなるという特徴を活かし、スポーツや屋外で使えるタオルにすればメリットとして素材が活きるのではないかなと思い、そちらに重きをおいて企画をしました。

リサイクルの糸ははじめて使う素材だったので、タオルを織るときに現場はかなり苦労していました。タオルを織る職人からも何度も怒られました。そのたびに糸の仕様を変えてやりなおして製品にたどり着きました。

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相馬さん:素材独特の風合や糸のもつ硬さもリネン(亜麻布)のようなシャリっとした感じの風合いになるので、夏など暑い季節やスポーツで使うシーンを想定して作りました。デザイン的にはいかにもリサイクルした商品ですよ、というものではなくて、カッコいいとかオシャレとかそういうイメージから入っていけるものになるように心がけて商品開発をしました。

水谷さん:今回のFC今治さん用のグッズで靴下のほうにワンポイントの刺繍を入れました。実は靴下に刺繍というのは今までやったことがなく、今回チャレンジしてみたんです。簡単にできるかなと思ったのですが、なかなか思うようにいかなくてちょっと勉強になりました。

相馬さん:刺繍は社内ではなく刺繍専門の協力会社にお願いしています。今はコロナ禍ということもあって電話でしかやりとりができず、上手く意思疎通ができないまま仕上がってきてしまいました。伸縮性のある靴下に微調整を指示しきれずにイメージと違う仕上がりになってしまったのです。普段なら現場に行き直接説明をして「ココをこうしてください」と細かい指示がだせるのですが、その点が上手くいかなかったところです。

製品でこだわったところは、商品パッケージの帯は古紙100%で製品に付ける織りネームの糸もリサイクルの糸にしています。

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再生紙の商品帯

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エンブレムの織りネームもリサイクル糸100%

今治から取り組む環境問題

地元のサッカークラブとコラボを行った感想は?

水谷さん:僕はサッカーは生活の一部としてものすごく接点があるので、サッカーを通してメッセージ性のある取り組みができるのはやりがいを感じました。特に地元の企業と地元のチームがコラボをすることもすごくメッセージ性が高いと感じています。

相馬さん:僕は正直サッカーはわからないのですが、地元のチームと企業同士がコラボして一緒にものをつくるというのは魅力的なことですし、それがさらにリサイクルとか環境負荷の少ないものであるというのは地方からですが、環境問題への取り組みを先駆けてやっていくことは大事なことだと思うので、そういう先駆けとなればいいなと思います。

今回のグッズはどういう人に使ってもらいたいですか?

相馬さん:普段づかいできるタオルなので、おじいちゃんとかおばあちゃんが肩にかけて農作業をしていて、よく見てみるとFC今治のエンブレムが入ったタオルだったというのが今治っぽいですよね。個人的にはサウナが好きなので、温浴施設で使ってもらえたら嬉しいです(笑)。


販売スケジュール

今回の記事でご紹介した製品の発売は、3月6日(土)に第一弾『モクテックタオル(FC今治)』を発売いたします。そして、第二弾として『リ・コットンオーガニックソックス』を4月上旬に販売開始いたします。

ご購入はFC今治公式WEBショップにてどうぞ
https://fisc.fcimabari.com/ec/

モクテックタオル(FC今治)ネイビー
https://fisc.fcimabari.com/ec/1160

モクテックタオル(FC今治)イエロー
https://fisc.fcimabari.com/ec/1161

モクテックタオル(FC今治)2本セット
https://fisc.fcimabari.com/ec/1162

リ・コットンオーガニックソックス Sサイズ(22-24cm)
https://fisc.fcimabari.com/ec/1199

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モクテックタオル(FC今治)
カラー:ネイビー/イエロー
各1,620円

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モクテックタオル(FC今治)ネイビー/イエロー 2本セット
3,240円

RCOGCソックス_FC今治_アートボード+2-2

第二弾 4月4日発売
リ・コットンオーガニックソックス
Sサイズ(22-24cm)
1,980円

参考リンク:MOKU TECH(コンテックス株式会社)



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FC今治を運営する株式会社今治.夢スポーツです。noteでは「心の豊かさ」をテーマに、トップチームの活動のみならず、「しまなみ野外学校」などの教育事業や、地域全体で1つのサッカーピラミッドを創る試み「今治モデル」など、企業理念の実現に向けたの様々なチャレンジの舞台裏を発信します。